Vol.17 テラビシアにかける橋(2007年/アメリカ/95分) | ||||
■鑑賞日 | 2008.02.01(金) | ■劇場名 | シネマ太陽帯広 | |
■作品データ | ||||
■監督 | ガボア・クスポ | |||
■キャスト | ジェス・アーロンズ/ジョシュ・ハッチャーソン、レスリー・パーク/アナソフィア・ロブ、ジャック・アーロンズ/ロバート・パトッリク、エドマンズ先生/ズーイー・デシャネル | |||
■ジャンル | SFファンタジー | |||
■あらすじ | 貧しい家庭にあって姉妹4人に囲まれ窮屈に暮らす少年ジェス。唯一の楽しみはこっそりと絵を描くことだった。ある日、彼のクラスに個性的で風変わりな転校生・レスリーがやってくる。学校の雰意気に馴染めない2人は家が隣同士ということもありすぐに親しくなる。彼女もまたジェス同様、家庭でも深い孤立感を感じていたのだった。ここからジェスの憂鬱な日々は一変する。自由な発想と行動力を持つレスリー。彼女のリードで2人は森の中に“テラビシア”という空想の王国を創り上げる。聳える山、美しい湖と森、お城、巨人‥、現実の世界では集団生活にうまく溶け込めないが、テラビシアでは王と女王となって国を取り仕切ることができるのだ。初めて心を許せる友達に出会った2人。しかし、そんな楽しい日々は長くは続かなかった。ジェスが憧れのエドマンズ先生と美術館に行っている間に、レスリーが事故に遭ってしまう‥。 | |||
■コメント | 物語の原作はキャサリン・パターソンの同名の児童小説。世界で500万部以上の売上を誇るベストセラーで「国際アンデルセン賞」を受賞しているという。メジャーな作品であればあるほど、映画化にはある種の勇気が必要になる。つまり、映像化することで原作のイメージが崩れてしまうのではないかという危惧である。尤も、その逆もある訳で、本作の場合はどちらになるのだろうか。幸いというべきか、私は原作を読んでいないのでコメントのしようがないが‥。 |
Vol.18 ウォーターホース(2007年/アメリカ/112分) | ||||
■鑑賞日 | 2008.02.02(土) | ■劇場名 | ワーナーマイカルシネマズ釧路 | |
■作品データ | ||||
■監督 | ジェイ・ラッセル | |||
■キャスト | アンガス・マクマロウ/アレックス・エテル、アン・マクマロウ/エミリー・ワトソン、ルイス・モーブリー/ベン・チャプリン、ハミルトン大尉/デイビット・モリッシー、ブライアン・コックス | |||
■ジャンル | SFファンタジー | |||
■あらすじ | 第二次大戦中のスコットランドの小さな村。少年アンガスは、母と姉の3人家族。戦地に行ったまま連絡が途絶えた父親のことがいつも頭から離れず、寂しい思いをしていた。ある日、ネス湖で青く光る不思議な卵を見つける。家に持ち帰ると、孵化して今まで見たこともない生き物が殻の中から出てきた。恐る恐る自分の手で食べ物を与えると、アンガスを親と思って懐いてきた。アンガスは動物にクルーソーと名づけ、秘密裡に可愛がる。しかし、姉に、次には下男モーブリーに見つかってしまう。モーブリーは、スコットランドに伝わる伝説の海獣“ウォーター・ホース”だという。あっと言う間に大きくなったクルーソーをネス湖に放し、大人たちの目を盗んでクルーソーに会いに行くアンガス。ひとりぼっちの二人はいつしか信頼と友情に結ばれるが、そんな平和な日々が突然奪われてしまう。マクマロウ家を宿舎とするイギリス軍の軍事訓練がネス湖で開始されたのだった。 | |||
■コメント |
ネス湖といえば誰もがあの「ネッシー」を思い浮かべることだろう。残念なことに、写真はほぼニセモノと結論づけられているが、そのことが、直ちにネッシーの存在を否定することにつながるものではない。実際に目撃したのに決定的証拠をものにできず、写真を捏造してしまったとしたら‥。映画は、ニセモノ写真が撮られた背景には本物の感動秘話があったという、大胆な発想から生まれたものである(パンフレットより)。 |