コースタイム | |
4時45分自宅出発 | |
地点分岐等 | 時間 |
登山口 | 8:10 |
展望台 | 9:20 |
大槍基部 | 10:20 |
頂上 | 10:45 |
所要時間 | 2:35 |
頂上 | 11:45 |
大槍基部 | 12:05 |
展望台 | 13:15 |
登山口 | 14:10 |
所要時間 | 2:25 |
総所要時間 | 5:00 |
18時00分自宅到着 |
17.ニセイカウシュッペ山(北大雪連峰/1879M) | ||
林道通行で易しい山旅も下山途中の異音と動物臭に恐さを感じる | ||
全道的に曇りもしくは雨。2週連続中止というのも癪に障るので比較的降水確率の低い北大雪のニセイカウシュッペ山へ車を走らせる。上川町中越から前年開通した古川林道を辿る。前日来の雨で道は所々ぬかるんでおり、乗用車では無理なところも四駆の真価を発揮し、楽々と登山口へ到着。時々青空も見え、天気の方は心配なさそうな感じだ。清川コースを延々と歩いてきた団体が休息中だが、彼らを横目で見ながら一足先に登り出す。緩やかで単調な登りが続き、1533メートル付近で細尾根にのる。表大雪方向の視界が一気に開けるはずだが、生憎雲の中。「降らないだけありがたい」と言いつつ、先を急ぐ。時折雲が切れ、茅刈別川支流をはさんで対峙する尾根とニセイカウシュッペ山の頂上が見える。登山道は尾根の北側をトラバースしているが、傾斜もきつく崩落しているところもあり、慎重に歩を進める。大槍近くでは小規模なお花畑という趣だ。右手から廃道となった層雲峡ルートが合流。雲が切れだし、大槍、小槍が姿を見せ始めた。東方向の平山連山も見える。特に、ニセイカウシュッペと稜線続きの東隣のピークが良い。形が良いことに加え斜光線を浴び山が立体的に見えている。早くも下山してくる登山者と行き違う。もうすぐで頂上というグループの姿も見え、声も聞こえる。気分良く最後の登りに向かう。11時前にゆったりとした頂上に立つ。昼食を摂りながらおよそ1時間、雲の切れを待つものの、残念ながら変化なし。大槍、小槍越しに見る表大雪はさぞかし素晴らしいと思う。アプローチ条件も良くなったことでもあり、次回までお預けということにし下山する。それにしても盗掘は全山共通らしく、北大雪のこの山も所々で見られたのは残念だ。1620メートル付近で小休止しあちこちにレンズを向けていた時の事。上の方からドンドンドンと何者かが登山道を降りてくる地響きらしき音が。「何なの?」という感じでお互いに顔を見合わせる。慌てて笛を吹く。石でも落ちてきたかそれとも熊公か。「変な臭いがしてたから熊だったのかも」と後で靜子。展望台を経て植林後数年という混交樹林を下るともう登山口。それにしても標高にして500メートルも上まで車が入れるのはありがたい。クーラーの涼風を受けながら贅沢な山旅を実感しつつ帰路につく。 |
■山行年月 |
2000. 7. 4(火) |
■天気 |
曇一時晴 |
■同行者 |
静子 |
■山行形態 |
無雪期登山 |
■コース(往路/帰路) |
古川林道 |
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