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染まる枝沢床 F1
F2 ガレだす沢
F3(枯滝) Co1400付近
   
濃くなる藪 枝切された灌木
   
 源頭のお花畑  山頂風景①
   
山頂風景② 眼下の白色沼
   
 黄金色の五ノ沢  GPSトラック
■山行年月
2020.07.26
■天気
■同行者
単独
■山行形態
沢登り
■コース:往路/帰路
幌加川五ノ沢北面沢
同上
コースタイム
林道車止 6:30
五ノ沢入渓P 7:45
北面沢出合 8:30
東丸山 11:10
所要時間  4:40
東丸山 11:30
北面沢出合  12:50
尾根C取付 13:40
林道車止 15:10
所要時間  3:40
483.東丸山(東大雪/1666M)
北面沢は初心者向きの沢で面白味を欠くが山頂からの眺望は良さそう
四連休の最終日、予定がキャンセルとなり体が空いたので、急遽、前週、寝坊で断念した東丸山への再挑戦を決める。今回はプラン通り6時30分に林道終点をスタートする。山々は上部がガスで覆われスッキリとしない。登頂時だけでもいいのでガスが切れて欲しいものだ。想定される山行時間は9時間前後。理想的には望山橋から入渓し、往路は全て沢遡行とするのが楽しいのだが、時間的に余裕がない。スピードを重視し、出来るだけ一般ルートを辿ることにする。が、いきなり、望山橋から尾根方向に進むべきところを、開けた五ノ沢左岸沿いにルートをとっていた。少し進んだところで気付くが、面倒なので沢沿いに行く。前週の記憶が悲しいかな飛んでいる。左岸枝沢出合(Co740)の手前でゴルジュ滝を巻き、ついでに、薄藪を漕いで右上の作業道(予定ルート)に出る。枝沢に出て、Co950付近まで沢を詰め、右岸尾根の踏み跡に抜ける。尾根を大きく回り込み、Co930過ぎで五ノ沢に入渓する。北面直登沢までは標高差130メートル、直線距離にして1.5キロある。これが実に長い。赤茶の沢景色に辟易しながら45分間耐えると、ようやく、北面直登沢出合に着く。ここまでジャスト2時間は上出来だ。小休止の後、遡行を再開する。やや長めのプロローグに疲労感を覚えつつも、「ここからが本番」と気を引き締める。何より、水が澄んでいるのが嬉しい。5分も行かないうちに傾斜の緩い滝が出てくる。高さは10メートルほどで、細い流木や隙間の小岩などで見るからにゴチャついている。上部のノッペリとした岩は苔むしており、慎重に右岸を上がる。さらに10分上がると(Co1150)2段10メートルの登場で、こちらは角度もあり、容もスッキリしている。上段の三条の流れが、下段で収斂するのが特徴だ。Co1200付近で左岸斜面から確かな水流を見ると、ほどなく、直登沢の水流が消失する。左岸崩落でガレに埋まった沢を登り切ると今度は名残の雪渓が出てくる。Co1250二股は右に入るが、沢形は左沢の方が大きい。Co1350で枯滝を越えると微かに水溜まりを見るも水流には至らず。こじんまりとした沢形を30分詰めると、いよいよ、それは判然としなくなり、灌木の藪が行く手を阻むようになる。藪漕ぎを覚悟した矢先に、枝切された踏み跡が右手の尾根方向に伸びているではないか(Co1460)。所々コースサインも付けられている。灌木帯を容易に抜けると、ガスがキレて頂上も視界のものとなる。ラスト150メートルはハイマツ帯を避けながら尾根沿いに腰丈ほどの藪を漕ぐ。縦横に走る鹿道の選択を誤った結果だから受忍するしかない。ピーク直下は逃げ場がなくハイマツに突っ込む。踏み跡らしい雰囲気があると思ったら枝の切込みもあった。そこを抜け高山植物の絨毯を踏みピークと思しき高みに上がる。しかし、そこには頂上の気配がない。周囲の地形を見回しても明らかに高いのに‥。GPSで見てもピークよりやや西にずれている。膝丈程度のハイマツを漕いで東進すると平坦な広い裸地で、どうやらそこがピークらしい。中央に木の枝が交差状に置かれ、側には高山植物が黄色と白の花を咲かせている。風もなく穏やかな頂上で、北端までいけば眼下に丸山墳泉塔の白色沼も遠望できる。対岸の丸山は上部がガスに覆われ、南側のウペペサンケは全く見えない。予報どおりと言えばそれまでだが、ガスガスでレインウエアを着込むよりは格段にあずましい。20分休憩で下山を開始する。コンパスを切り適当に藪を降りてゆくが何度もスリップし、直下のお花畑(チシマノキンバイソウ)に突っ込んでしまう。登行ルートよりはやや沢寄りに下降し踏み跡に合流する(Co1530)。沢形に入ってしまうと後は淡々と下るだけ。枯滝(Co1350)は右岸を巻き、Co1150の滝は左岸、五ノ沢出合近く滝は右岸を巻く。いずれも容易だった。濃い緑のトンネルの奥に黄金色の風景を見ると五ノ沢出合で、時間450メートルの下降スピードだった。出合からダラダラと下ること50分で尾根取付となる。赤茶の沢景色に身を置くのも苦痛だが、単調で、所々で判然としない踏み跡を戻るのもストレスが嵩む。加えて、風もないので蒸すような暑さが堪える。尾根を回り込み、Co950で枝沢に出て解放感と清涼感を感じる。「やっぱり沢だと‥」。Co790付近で左岸の踏み跡に上がり200メートルほど行くが、高度的にやや上がっており、作業道が判然としなくなる。適当に斜面を下り予定の踏み跡から望山橋に出る。高度にしてもう10メートルほど枝沢を下る必要があった。少しアバウト過ぎたが、ほとんどロスなくリカバリーできたので良しとし、15時過ぎに林道終点の車に戻る。
先ずは、東丸山をプラン通り登頂できたのが大きい。北面沢そのものは地図読み含めて、難しい所はなく初心者向きだ。直下の藪漕ぎはあるが、ご愛敬の範疇だし、鹿道をうまく利用できれば、ほぼ藪漕ぎなしで登頂できるかもしれない。本格的な沢装備も必要とせず、沢靴とヘルメットに、予備的に20メートルロープ1本があればいい。面白みのない沢ともいえるが、東丸山そのものは、北のニペソツや南のウペペサンケが新鮮なアングルから望むことが出来そうで、どちらかというと眺望の山である。往路・復路ともに、望山橋から枝沢Co790間で意図せぬルートとなってしまった。それを外れても「何とかなる」という思いがあった。状況によっては何とかならない場合もあることを肝に銘じたい。