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コースタイム
国道 9:15
狩勝山 11:35
所要時間  2:20
狩勝山 11:45
国道 13:05
所要時間  1:20
■山行年月
2020.12.27(日)
■天気
曇時々雪
■同行者
単独
■山行形態
新雪期・山スキー
■コース:往路/復路
北尾根(国道ルート)
同上
497.狩勝山(日高北部/984.9M)
望外の激パウ体感、身体の動きやキレに特段の問題なしが一番の収穫
今季、十勝ではまとまった降雪がまだない。正月に土埃が舞うこともあるエリアなので、そう珍しいことではないが、やはり、冬には大地を覆う雪と厳しい寒さが似合う。平地はともあれ、山はどうだろうか‥。峠のカメラ画像や気象データ(北海道開発局)によると、最も期待できるのが狩勝峠。近くにはサホロスキー場もあり、ダメならゲレンデでスキーの練習をするつもりで出かける。
新得の市街地を離れると辺りは雪景色となり、峠にさしかかると明らかに積雪量が多くなる。峠を下って一等水準点「508.2」側の駐車帯に車を止める。ここは第一プラン・狩勝山の入山口だ。国道側の積雪はやや少なく笹が出ているが、奥の方は雪面が広がっているようだ。行けそうな雰囲気なのでそそくさと準備しスタートする。今回の足元は黒岳の失敗経験を踏まえて古いスキーを履く。条件が違うので単純比較はできないが、少なくとも同じスキーなので、前年との身体の動きの違いなどは掴めると思う。狙い通り少し入ると笹薮から解放され、積雪量も意外と多くなる。薄らとスキートレースもある。雪が舞う中、Co606まで上がると目の前には見慣れた雪原が広がる。狩勝山は頂上部がやや霞んでいる。雪原を南進し、樹林帯に入ると傾斜が出てきてルート中、最大の笹薮に遭遇する。何もなければルート取りに苦労するところだが、トレース拝借で楽をさせてもらう。Co711からは狩勝山東斜面の偵察を兼ねて、東寄りにルートをとり頂稜北端に上がる。東斜面は雪も多く、膝程度のラッセルを強いられる。雪が軽いのが救いだが、一気に積もった感じで、斜面にうねりがあったりする。何となく嫌らしいので、灌木帯にそって高度を上げる。弱層テストをするのがセオリーなのだが、つい面倒で勘に頼ってしまう。雪も止み時折薄日もさすがそれ以上良くはならない。雪の花を咲かせる灌木やミニモンスター群に目を奪われながら直下の雪庇に上がる。それなりに発達しているのは風が強い証拠だ。ゆったりとしたペースのせいか、さほどの疲労感も感じないままにたおやかな頂上に立つ。遠望は利かないが、風が弱いのが何より有難い。いつもの儀式をさっさと済ませ、滑降準備にかかる。シールを外してスキーを履き、ブーツをスキーモードに切り替える。慣れているとはいえ、ピンテックビンディングに比べると、一連の操作は全く容易でストレスを感じない。直下まで慎重に降り、勇躍東斜面に飛び出す。期待通りの激パウで、大腿まで雪に埋まりながらターンを描く。顔を覆うほどの雪煙が上がる。この条件でこの滑り、いつもの感覚、体のキレを感じながら降りてゆく。100メートルほど滑り降り、登り返してもう一本。身体の状態に安堵しながら往路を戻り13時過ぎに入山口に戻る。まとまった降雪が1~2回あれば頂上から国道まで快適な滑りが楽しめるだろう。
とりあえず、身体のコンディションに関して明らかな劣化はないことが確認できた。今回の山行、これが最大の収穫だ。ここからは想像だが、新しいスキーは身体の動きに対して過敏な反応を示し、雪質も選ぶのではないかということだ。自動車に例えるなら、運転しにくいスポーツカーで、大衆車のような乗りやすさはない。だとすれば、古いスキーのようなオールマイティさや、良い意味でのルーズは無いものねだりということになる。この特性を理解すれば、山行や雪質によってスキーを使い分けるとか、アバウトなスキー操作を改めるしかなさそうだ。前者はともかく、後者はかなり厳しい。「慣れ」だけで問題解決にはならないからだ。だが、無駄な投資にはしたくないので、当面はゲレンデで基本動作の練習に励みつつ、易しい山行で実戦投入したい(もう、厳しい山行も出来ないのですが)。ちなみに、この日の第二プランは狩勝峠から佐幌岳だったが、起伏ある尾根ルートなので狩勝山ほどスキーは楽しめなかったのではないだろうか。そもそも、雪が飛ばされている可能性もある訳で‥。
Co711直下笹薮 狩勝山北面
東斜面下部 頂稜北端
   
 頂稜の雪庇 頂上北望
 
頂上南望 佐幌岳方面
   
東斜面 GPSトラック