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コースタイム
幾寅ゲート 8:35
国境山 11:20
所要時間  2:45
国境山 11:35
幾寅ゲート 13:25
所要時間  1:50
■山行年月
2021.01.05(火)
■天気
曇時々晴
■同行者
単独
■山行形態
新雪期・山スキー
■コース:往路/復路
道道・北尾根
同上
498.国境山(日高北部/982.19M)
2021年最初の山行は地味な低山もそこは望外のスキーエリアだった
2021年最初の山行は迷った挙句、南富良野町の国境山。道道1030号線「幾寅峠」の西1.2キロほどに位置する1000メートル足らずの山だ。もう少し骨っぽいところをやりたかったが、近間はいずれも雪不足。さりとて、遠征するほどの気力もない。毎回、社満射岳・タケノコ山では安易すぎるということで未踏の国境山(三等三角点:國境)に落ち着いた。
南富良野の市街地から道道1030号線に入り、2.5キロほど行くと「幾寅ゲート」で、ここから冬季通行止となる。側にある最終民家は空家で廃屋然としている。なんとなく薄気味悪い。先ずは幾寅峠に向かって道路を歩き出す。右手(西側)の尾根から稜線Co855に上がるプランもあったが、雪が少ないので即座に却下する。スノーモービルのトレースに導かれるように淡々と道路を歩く。極僅かな傾斜でラッセルもない。30分ほどで「高樹橋(こうじゅばし)」で、右手に国境山が、左手には落合岳と西隣の1092が望めるようになる。前者は長い頂稜を持ち、後者二座はやや急峻で好対照な山容を見せる。橋を渡り切った所で道路を離れ右手の北尾根に取付く。この付近も雪は少なく、いたるところで笹が顔を出す。樹林帯に入ってもその傾向に変化はない。笹薮の間隙を縫い作業道を何本か横切ると傾斜が緩み、コースは南から南西へと進路を変える(Co670)。積雪量も増え、ようやく笹薮から解放される。尾根幅も広く、雪質は次第に良くなってくる。復路の滑りが待ち遠しい。Co800近くなると急激に傾斜が増す。ラッセルもやや深くなり、大きくジグを切る。この日も新しいスキーだが、こと、登りに関しては全く問題がない。足元が軽くなった分(マイナス400グラム)、登行時の消耗度は軽減された実感がある。時折、陽射しが雪面を眩しいほどに輝かせる。気を良くしながら前峰の直下北斜面をトラバースして鞍部に抜ける。待望の頂上が指呼の距離となる。振り返れば、1092と落合岳、右(南)には一際高いトマム山が出現する。もう少し若ければ、トマムスキー場を起点に一回りなんてプランも組めただろうに‥。今は眺望を得ただけでも満足としなければならない。繊細な美しさを漂わせる樹氷に迎えられ頂上丘に上がる。獲得標高差は582メートルほど。2時間もあればと思っていたが、何とか3時間を切るのが精一杯で、思わぬ苦戦と言うべきだろう。稜線西側は樹々が邪魔をして見通しは良くない。辛うじてタケノコ山と社満射岳の頂上部を確認できるだけだ。目立つのは南西隣の930で、南側には垂涎の斜面が広がっている。足元の国境山南斜面も中々魅力的だ。適度な傾斜の疎林が広がり、直帰を許してはくれそうにない。標高差200メートルほどを滑り降りる。微妙なアンジュレーションはあるものの、雪質が良いので思い通りのラインを描ける。私のレベルでは、何と言っても雪質が全てなのだ。登り返して、今度は北斜面を滑ってみる。こちらはスロープは短いが、傾斜があり雪質は一様だ。ラストは北尾根をCo670まで滑り降りる。「楽あれば苦あり」、垂涎斜面を楽しんだ後は、拷問のごとき笹藪斜面が待ち受けていた。斜滑降もまならず、行き場を失うことも度々で、泣きが入ってしまう。この笹藪が雪で隠れるようになれば一気の滑りが楽しめそうだ。道路まで戻れば楽勝と思いきや然にあらず。固いスノモトレースのおかげでスキーは何とか滑ってくれたが、15分ほどのストック漕ぎは辛かった。ごく緩やかな傾斜なので雪が深かったり、雪質が悪ければ楽をさせてもらえないようだ。車に戻った時には小雪も舞いだし、山は隠れてしまった。「ツキ」を感じる終わり方と思うのは身勝手だろうか。
2021年最初の山行として、無事にスタートできたことが何より嬉しい。スキーを楽しめたのも望外の喜びだ。印象としては、国境山はスキーの山と言うべきだろう。近くでは、社満射岳やタケノコ山が知られているが、この山も中々どうして、充分に期待できること請け合いだ。また、車が二台あればタケノコ山まで尾根を縦走し、内藤の沢で滑りを満喫するという事も可能だ。いずれにせよ、国境山はもっと注目されていいと思う。
橋から国境山 前峰直下
頂上直下 落合とトマム
   
 山頂風景 南斜面①
 
南斜面② 北斜面①
   
北斜面② GPSトラック