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ポコへの斜面 ポコから北峰
ペトウトル山塊 美しき樹氷
   
 1414と天望山 山頂西面
 
モンスター山塊 直下の急斜面
   
スキーデポ 山頂風景
   
本峰と然別湖 遠望山と石山
 
西方向遠望 GPSトラック
■山行年月
2021.02.11(木)
■天気
■同行者
単独
■山行形態
新雪期・山スキー
■コース:往路/復路
西尾根
同上
コースタイム
道道1088 5:00
Co885 6:55
Co1240 9:05
9:15
北峰 10:30
所要時間  5:30
北峰 10:50
Co885 12:10
12:30
道道1088 12:55
所要時間  2:05
503.北ペトウトル山北峰(東大雪/1421M)
再挑戦で最高点・北峰の登頂果たすも黒々とした本峰へは足向かず
一週間前にCo1240ポコ手前から悪天のため撤退した北ペトウトル山。天気予報を確かめ、体調を整えての再挑戦だ。ルートはほぼ変わらないが、タイムプランはスタート時間を90分早めることにする。満を持しての山行だけに、失敗は許されないというプッシャーも大きい。午前5時、ヘッデン点けて西尾根末端に取付く。小雪がパラついているが、星は出ているので前回のようなことはなさそうだ。やや沢寄りにルートをとるつもりが、前回のトレースが残っているではないか。暗闇ではそれを辿るのが賢明と判断、張詰めた気持が少しだけ和らぐ。途中でトレースが消えたりもするが、適当に進んでいく。スタートして1時間ほどすると周囲が薄らと明るくなってくる。Co885の土場まで2時間弱は予定通りのペースだ。今回は下りの滑走性を重視して古いスキーを選択したが、やはり、足が重い。確か、板とブーツ合わせて400グラムほど重いはず。後刻、ボディブローのように効いてくるに違いない。加えて、嫌らしい靴擦れの予感だ。テーピングを施してきたが最後まで持ちこたえてくれるかどうか‥。高度を上げるにつれ左右の尾根が高く壁のように映る。作業道終点(Co1100)付近からは、尾根派生点を左に見ながら北東方向にコンパスを切る。極浅い沢形から急斜面にジグを切ると、右手樹間に強烈な陽射しを見る。樹々の奥に広がる青い空、約束通りの好天にテンションも上がってくる。傾斜が緩み飛び出すような感じで尾根に出る。そこから1分でCo1240ポコで、ここで小休止を入れる。南側の尾根を上がってくると小ピークに見えるだろうが、北側からだと単なる平坦地形にすぎない。東側にようやく北ペトウトル山北峰が見えてくる。浅いコル地形の奥に樹木が生い茂った一段目があり、その上に白い頂上部が乗っている。全く風もなく穏かな尾根風景だ。何処までスキーで上がれるか、そんなことを考えながらリスタートを切る。前山然とした基部の南斜面にルートとり沢形に抜ける。と、南側の展望が開け、平坦な1277以南のペトウトル山群が視界に入ってくる。尾根の背近くまで上がると、ウペペサンケ山も姿を現す。左右の眺望を楽しみながらの登行と行きたいところだが、そこは風もあり、雪面はクラストし、傾斜もきつくブッシュも煩い。なので、ここも南側から尾根形を回り込む。樹間を抜けると、樹氷の奥の北ペトウトル山本峰とご対面だ。西面はハイマツが出ていて黒々としている。少し興覚め‥。美しき樹氷群と豊かなペトウトル山塊、鏡のような然別湖、天望山や白雲山も望める。最高のロケーションに力を得て、直下の急登に移る。西側からではスキーで上がれないので南側に回り込む。登行ラインを探しながら東側に出るが、あと少しのところで行き詰る。スキーをデポ(Co1400)してツボに切り替える。膝程度のラッセルに耐え待望の最高峰・北峰のピークに立つ。360度の大展望が広がる。北ペトウトル山本峰は20メートルの違いだが、随分低く感じる。ゴツゴツした感じで樹々も煩そうに見える。それに比べると1414峰(通称ペトウトル山)は山容もシャープで良く目立つ。少しバテててもいたし靴擦れもある。本峰まで足を延ばす計画だったが、登高意欲が急激に失せていくのを感じる。予定をキャンセルし、暫し眺望を楽しむ。遠望山から石山、ウペペサンケ山とつづく山並み。白きウペペサンケが圧倒的な存在感を誇る。西側、道道1088号を挟んで対峙する山々では然別山とピシカチナイ山だろう。前者は倒木に苦労しながら登頂した(2016年)が、後者は未踏だ。頂上西の岩塔が何やら魅力的で訪れたいピークの一つだ。
20分の滞在の後、スキーデポ地点に戻り下降を開始する。慎重にCo1240ポコまで降りる。ここまで僅か15分ほどだが、新調したスキーに比べ操作性は明らかにいい。樹木の混んだ急斜面から作業道に出る。往路に沿って滑り降りたことで、やや登り返しがあったものの、緩斜面に気持よく弧を描く。ラストは倒木を避けやや北側から道路に降りる。スキー装着や途中の休息があったので、実質90分ほどで下降を終えたことになる。雪質はほとんど変わらないので、滑りが良かったという事だろう。こんな時は、当然ながら足腰の疲れも少ない。時間的には本峰に足を延ばしても充分におつりがくる範疇だ。本峰が白く輝いていれば躊躇わずに向っただろうが、イメージしていたものとの乖離は大きかった。最初に本峰に向かうべきだったとの思いは残るが、これも登山だ悔いはない。
新旧のスキーのこれほど違いは何なのか。原因は複合的なものだろうが、最も大きなものとして考えているのが板の硬さだ。新しい板はやや硬く、私のスキーレベルでは使いこなせないのだと思う。一般論として、上級者は硬めで初級者は軟らかめが良いと言われている。このセオリーを無視すると実力も発揮できないらしい。多少硬くはあったが、サイズやデザイン、価格が妥当なので購入したのだが、これほどの違いがあるとは予想もしなかった。買い替える訳にもいかず、さりとて、ゲレンデトレーニングで基本技術を磨くというのも遅きに失した感ありで、当面は、古いスキーの出番が増えそうな状況にある。