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Co1040付近 Co1200付近
Co1220付近 頂上丘が視界に
   
 偽Pから1258 山頂直下①
 
山頂直下② 山頂到達!
   
南西大斜面 斜面から1258
 
快適疎林斜面 GPSトラック
■山行年月
2021.02.27(土)
■天気
曇時々晴
■同行者
ISHIさん、NAGAさん
■山行形態
新雪期・山スキー
■コース:往路/復路
南西尾根
同上
コースタイム
北見峠 8:00
林道Co930 8:35
Co1258 10:20
頂上 11:00
所要時間  3:00
頂上 11:15
Co1258 12:25
北見峠 13:30
所要時間  2:15
505.チトカニウシ山(北見山地/1445.8M)
9年ぶりの山は最高のコンディションでBCスキーの醍醐味を満喫
嘗て私が在籍した某山岳会のISHIさんと登山をすることになった。プランニングを任されたのはいいが、さて、何処にするか‥。何しろ、彼は道北に居住しているので距離が半端でない。迷った挙句、中間点付近のチトカニウシ山に決める。
私の住む町から登山口の北見峠までは3時間ほど。早朝出ても間に合うが無理のきく歳でもない。層雲峡の「ホテル駐車場」で前泊し、当日、上川市街で合流し北見峠に向かう。ISHIさんの山仲間NAGAさんも加わり総勢3名、久々のパーティ登山となる。峠は風もなくまずまずの天気で、ピーク辺りもガスが切れそうな雰囲気だ。但し、気温はマイナス20度を下回る。私達の到着と同時に出発した人などはダウンを着込んでいるくらいだ。後を追うように、午前8時に峠をスタートする。ちなみに、2人ともチトカニウシ山は初めてということで、必然的に私がリードすることに。先行者のトレースを拝借し、アンテナ塔近くまでは林道を行く。林道が方向を変える辺り(Co930)から東に進む。少しだけラッセルし、尾根のトレースに合流する。ここから微妙なアップダウンがCo980付近まで続く。林道を離れてからは、そこかしこに新旧のトレースを見る。多様なルート取りが可能という地形もあるが、下降時の登り返し軽減を意識したそれでもあると思う。もっとも、あちこちにピンテが付けられているので、初めての登山者は戸惑うことがあるのかもしれない。本格的な登りが始まるのはCo980付近からで、ようやく先行者の後姿が見えてくる。時折、陽射しがあり、樹氷がキラキラ輝き美しい。サラサラとはいかないが、雪面の状態も今の時期しては申し分ない。高度を上げるにつれ、樹木は疎らとなり、更に魅力的な斜面となる。「ここから滑り降りてもいい」という冗談が出るほどだ。先行者をパスし、大きくジグを切るとCo1258直下に至る。右手に半球状のピークが白く浮かび上がる。と言っても、手前の偽ピークだが。ここまで上がると流石に風がやや強くなり、アウターを着込みフードを被る。南側には天狗岳と中腹の旧ゲレンデが薄ら遠望できる。今は一般者の立入が禁止されているという。平坦な尾根から基部に取付く。風で消えそうなトレースを探しながら上がってゆくと、カンバの側にスキーがデポされているではないか。頂上まではまだ距離があるし、スキーが使えないカリカリ斜面でもない。ここまで上がってきた力量からして、少しだけ理解できない判断だ。勿論、これは余計なお世話のなにものでもない。偽ピークあたりで御当人らしき登山者と行き違うと待望の頂上が視界に入ってくる。名物のミニモンスターも健在だ。クラストした雪面を避けるようにやや東側に回り込みピークに上がる。北側に伸びる尾根には、この日のものと思われるトレースがある。果たして、何処へ向かっているのか‥。証拠写真を撮り、ピーク直下まで降りて滑降モードに転換する。先ずは、足元南側の大斜面に向かう。ハンドテストでは顕著な弱層はないが、ドロップするだけの勇気はない。やや南西方向に難易度を下げて滑り降りる。が、雪面の微妙なアンジュレーションが掴めず大転倒。ならばと、西方向に移動し200メートルほどを滑り降りる。斜度、雪質ともに文句なし!。登り返し、Co1258付近からは往路を軸に疎らな樹林帯に思い思いにトレースを刻む。起伏もあったりするが、雪質が均一なので自由に板を操作することが出来る。今回は滑り重視で古いスキーを選択したが、この条件なら新しいスキーでも良かったかもしれない。ISHIさんも、NAGAさんも気持ちよさそうで、「今季一番のスキー」を連発する。それでも、傾斜が緩やかになり、登り返しが出てくると苦しくなる。ヒールフリーで突破を試みるも徒労に終わる。Co970あたりでシールを付け、Co930の林道まで降りる。この辺り、シール装着は不可避とはいえ、もう少しその範囲を減らすことは出来そうな気がする。Co1000付近から直線的にルートをとり、鞍部(Co930)から西側沢方向へ降り、林道の北側を登り返すというもの。同じように考える人もいるらしく、そのエリアにトレースも見られた。林道まで降りてもなお小さな登り返しはあったものの、何とかノンシールで切り抜け峠まで戻る。
私自身、9年ぶり6回目のチトカニウシだが、今回ほどのコンディションに恵まれたことはない。ルート上の全エリアが一様のパウダーで、この日ばかりは何処を滑っても快適なスキーが楽しめたはずだ。下降時、下部はリスクを避けて林道を下ったが、アンテナ塔(Co950)の南斜面も疎らな樹林帯でスキー向きと言えそうだ。バリエーション豊富な雪のチトカニウシ山という思いを痛感する。とにかく、ISHIさんとNAGAさんの満足げな様子を見ることが出来て、案内した私としても納得の山行となった。峠での別れ際に今季中の再同行を約束するが、スキー技術が私より上の2人に何処を案内すれば良いのだろうか‥。ちょっとした悩みではある。